阪急中津駅の周辺(中津3丁目)|変化の前の静けさにたたずむ街を歩く

中津3丁目のアイキャッチ

阪急梅田駅から電車に乗って、ひと駅。

「黄色い線の内側でお待ち下さい」のアナウンスにとまどうほど、狭いホーム。

改札を抜け西出口の階段を降りると、梅田の喧騒がふっと遠のく。

その隙間に、近くで道路を削る重機の音が響いている。

阪急電車とJR線、そして能勢街道で区切られた地域が「中津3丁目」。

中津駅のホーム
中津3丁目の区域線
大阪市北区中津3丁目

この一帯は、太平洋戦争の空襲を免れて焼け残ったため、戦後の区画整理が遅れた地域。

細い路地に長屋が連なる。時間の流れが、ここだけ違う。

その静けさはどこか、息をひそめているようにも感じる

中津3の長屋風景
中津3の長屋風景

駅前の中津中央公園を抜けた先に見えるのが、年季の入ったアーケード。

週末になると、若い人の姿が増える。

長屋を改装したカフェ、路地裏の秘密基地のような店。

ノスタルジーというのは、知らない時代のものでも人を引き寄せるエネルギーがあるらしい。

中津3の商店街

時を忘れたようなこの街も、実は少しづつ変化している。

住人がいなくなった長屋は取り壊され、マンションに建て替えられようとしている。

駅の南側では工事の音がひっきりなしで聞こえる。

梅田の再開発は、すぐそこまで来ている。

中津3のマンション工事現場
中津駅前の再開発工事

ノスタルジーと変化の間に挟まれた一角がこの街だ。

近い将来、きっとこの街は大きく変わる。

いつまでもこの景色が続くとは思えない。

写真では伝わらない、この街の変化の前の「静けさ」を感じに、まちあるきをしてみてほしい。

中津3商店街を歩く

【アクセス】
阪急神戸線・宝塚線「中津駅」下車すぐ

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